再生固形燃料化事業
『タズミは、石油を作っています!?』
【正確には、石油を作っているのと同じ効果なのです。】
タズミは、ゴミから、固形燃料(RPF)を製造し、それらは、発電用ボイラーで燃料重油の替わりに使われています。だから、石油を作っているのと
”同じ”なのです。そして、再生の出来ない製造の不可能な有限資源である石油の使用量も削減されるのです。
可燃性ゴミを原料として製造した廃棄物再生固形燃料。製紙会社などの
発電用ボイラーで化石資源の代替燃料として使用されています。
一般的にRPFは「RefusePaper&PlasticFuel」の略称ですが、タズミでは、
作業工程からRPFを「RecyclePressedFuel」の略称としています。
タズミ製のRPFは、商品名を「プラターン」
として販売しています。
※「プラターン」とは、廃プラスチック類
(プラ)+ターン(戻る・変わる意味)と
炭(燃料石炭)からなる造語です。 |
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タズミの燃料化事業は、再資源化(リサイクル)できない可燃ゴミの
活用方法として始めました。
1999年から早川RPF工場(当時は早川RDF工場)で製造を始めました。
製造(処理)工程では、廃棄物(ゴミ)を原料とするため作業の標準化が
出来ず安定した品質の製品を効率よく製造(処理)するためには様々な工夫と技能の蓄積が必須です。また業務及び工程の管理体制強化・環境負荷低減
のため、エコアクション21の認証取得を受け、安定した製品の提供を継続して
実践していきます。
資源化(素材原料化)リサイクルが出来ない可燃ゴミが原料です。
以下のものは製品品質や設備損傷につながる混入物です。
タズミでは、選別工程で除去しています。
事務系ゴミの塩素系樹脂品. |
塩素系プラスチック製品 |
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金属塊 |
生ゴミ |
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ゴミ削減と省資源効果
⇒埋立て処分、焼却処分されていた可燃ゴミの再利用が可能になりました。
⇒再生固形燃料は、発電炉で使用される重油に替わる燃料として使用される
為、化石燃料(石油・石炭)の使用量削減(資源節約)に直接寄与します。
環境側面から見た効果
⇒発電用の燃料(重油・石炭など)は、燃焼時に二酸化炭素を発生します。
もちろん、可燃ゴミを焼却場で燃やしても同様に二酸化炭素が発生します。
そこで可燃ゴミから作った再生固形燃料を重油に替わって使用することで、
節約した重油が発生したであろう二酸化炭素の排出が抑制されます。
⇒詳しくは、タズミが進める『プラターンの森計画』を参照ください。
定期的に利用先の施設見学会を実施しています。
2019年度は以下の通り計画しました。
2019年10月16日(水)9時〜18時30分
当社プラターン海老名工場及び
静岡県内にあるRPF利用先施設(製紙会社)を見学しました。
※今年度の施設見学会の予定は未定です。
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